フィールドノート - 20120814のエントリ
今日も、高山探鳥の続編です。
濃霧と強風のダブルパンチの中、10キロ以上の機材や荷物を担いで、
ライチョウを求め、探鳥登山のスタートです。
霧のお山
真っ白で、10メートル先が見えない状況。
しかしライチョウは、「ガスの出ているような天候の時に見ることが多い」
と言われています。
なので、最悪の天候でも、私の心はウキウキで山を登っていました。
もう「鳥熱中症」の末期症状ですね(笑)。
そんなガスの中で、動く物を発見しました!
< ライチョウ親子動画1 >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。
(雷鳥、学名:Lagopus muta)
噂通りでした! 念願だった雷鳥の親子を発見です。
朝ご飯の時間だった様で、私のことは気にも留めず、
高山植物の種や虫等を探している様です。
動画の中、チラチラと咲いている青い花は
高山植物の「チシマギキョウ」と思われます。
チシマギキョウ
雷鳥の体の模様は、高山帯の岩に似ていて、保護色です。
動かないでジッとしていると、見つけるのは困難です。
下の写真のような状況になります。
夏の雷鳥、カモフラージュ
※どこにいるか? 正解は下の動画でご確認ください。
夏羽の地味な模様も、鳥の生き残る知恵ですね。
親子の撮影をしている途中で、霧の晴れ間がありました。
< ライチョウ親子動画2 >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。
保護色の親子ですが、この山では「オコジョ」なども棲息していて、
雷鳥のヒナも被害にあっているとのことです。
雷鳥のヒナ
かなり大きくなってますね。
フワフワしていて、温かそうな羽です。
この日出会えたのは1羽のヒナでしたが、
案内所の資料によると、先週6羽のヒナの観察記録が有りました。
過酷な環境下で、成鳥まで育つのは大変な事なのです。
このヒナが無事に育てくれる事を祈ります。
ライチョウ親子は、ハイマツ林の中に消えて行きました‥。
ハイマツの実
雷鳥は日本の特別天然記念物であり、国内希少野生動植物種の対象です。
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)の指定を受けています。
皆の保護活動のもと、個体数を増やしてくれることを祈っています。
帰り道の「鈴蘭橋」の欄干にライチョウのレリーフを見つけました。
なんとか目的の雷様と出会うことができて、ご機嫌で下山することに‥。
たくさん撮影してきましたので、動画データの整理ができ次第、
ライチョウの続編をお届け予定です。 お楽しみに。
いつの日か、冬羽の真っ白な雷鳥や、オスの雷鳥も撮影したいですね。
今後の大きな課題にしたい思います。
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< 乗鞍岳・探鳥登山シリーズ 続編↓ >
>> 「ご来光とイワヒバリ」
>> 「カヤクグリのさえずり」
>> 「雷鳥を求めて探鳥登山」
>> 「イワツバメの子育て」
>> 「イワヒバリとコマクサ」
>> 「雷鳥と駒草のツーショット」
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濃霧と強風のダブルパンチの中、10キロ以上の機材や荷物を担いで、
ライチョウを求め、探鳥登山のスタートです。
霧のお山
真っ白で、10メートル先が見えない状況。
しかしライチョウは、「ガスの出ているような天候の時に見ることが多い」
と言われています。
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もう「鳥熱中症」の末期症状ですね(笑)。
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噂通りでした! 念願だった雷鳥の親子を発見です。
朝ご飯の時間だった様で、私のことは気にも留めず、
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動画の中、チラチラと咲いている青い花は
高山植物の「チシマギキョウ」と思われます。
チシマギキョウ
雷鳥の体の模様は、高山帯の岩に似ていて、保護色です。
動かないでジッとしていると、見つけるのは困難です。
下の写真のような状況になります。
夏の雷鳥、カモフラージュ
※どこにいるか? 正解は下の動画でご確認ください。
夏羽の地味な模様も、鳥の生き残る知恵ですね。
親子の撮影をしている途中で、霧の晴れ間がありました。
< ライチョウ親子動画2 >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。
保護色の親子ですが、この山では「オコジョ」なども棲息していて、
雷鳥のヒナも被害にあっているとのことです。
雷鳥のヒナ
かなり大きくなってますね。
フワフワしていて、温かそうな羽です。
この日出会えたのは1羽のヒナでしたが、
案内所の資料によると、先週6羽のヒナの観察記録が有りました。
過酷な環境下で、成鳥まで育つのは大変な事なのです。
このヒナが無事に育てくれる事を祈ります。
ライチョウ親子は、ハイマツ林の中に消えて行きました‥。
ハイマツの実
雷鳥は日本の特別天然記念物であり、国内希少野生動植物種の対象です。
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)の指定を受けています。
皆の保護活動のもと、個体数を増やしてくれることを祈っています。
帰り道の「鈴蘭橋」の欄干にライチョウのレリーフを見つけました。
なんとか目的の雷様と出会うことができて、ご機嫌で下山することに‥。
たくさん撮影してきましたので、動画データの整理ができ次第、
ライチョウの続編をお届け予定です。 お楽しみに。
いつの日か、冬羽の真っ白な雷鳥や、オスの雷鳥も撮影したいですね。
今後の大きな課題にしたい思います。
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