珍鳥 シロマシコ Long-tailed Rose Finch

先月から、様々な野鳥写真ブログで、白いベニマシコの写真を拝見し、
とても興味を感じてましたが、場所が判らずに諦めておりました。
先日、茨城県の、とある公園の近くで見られるとの、情報を頂きました。

まったく出現ポイントは不明ですが、公園まで行けば、
優しいバーダーの方々が、きっと教えて下さるに違いない。
との、甘い憶測で出発してみました。

しかし、その考えは甘かった。
現地に到着し、しばらく公園を探索するもバーダーが見当たらない‥。
しかたなく、鳥もカメラマンもいない公園をしばらく散歩です。

すると、公園内の小さな池で、地元のカメラマンと思われる
方々と出会う事ができました。
早速、白いベニマシコの出現ポイントを尋ねると、優しく教えて頂きました。
ありがとうございます。
公園を出て直ぐの田んぼに、10名ほどのカメラマンが見えました。

< 白いベニマシコ Long-tailed Rose Finch >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

一見、ベニマシコとは思えない鳥ですが、よくよく顔を見ると、
やはりベニマシコですね。
地元の方は「シロマシコ」と呼んでいるようです。
とっても距離が有り、しかも枝が被ってしまってキレイには撮影出来ません。

何度も撮影に来られている方いわく、いつもはもっとサービスが良く、
枝の上の方まで出て来てくれるそうですが、今日は地面ばかりでした。

悪条件でしたが、何とか撮影して来ましたので、
今日も動画を2部配信します。

< 白いベニマシコ Long-tailed Rose Finch >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

ヨシ原に隠れても、白いので見つけやすいのですが、
幾重にも枝が被り、メルヘンチックな映像になりました。
不鮮明ですが、雰囲気だけでも、お楽しみ下さい。

よく白化に、アルビノと言う現象がありますが、
アルビノ個体の場合は、目が赤くなる様です。
このベニマシコは、目が黒く、アルビノ個体とは違う様です。
このような変化を「白変種」(はくへんしゅ)と言うそうです。
時間と共に色が少しずつ、本来の色に戻る事も有るようです。

昨年に出会ったユキホオジロを思い出させてくれる、
可愛らしい色のベニマシコでした。

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白変種シリーズ「白いジョウビタキ」の記事はこちら↓
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