コウノトリ飛来地で鷺、大・中・小

自宅から車で一時間ほどの場所に、コウノトリ飛来地ができます!
千葉県野田市でコウノトリを放鳥する計画が有ります。

野田市江川地区は、コウノトリの野生復帰を目指して、
減農薬の玄米黒酢米や、堆肥を使った有機農法による農産物の栽培、
農業用排水路の浄化などを進めてきました。

江川地区
野田市田圃

今年の秋に多摩動物公園から、コウノトリのつがいを借り受けるなどして、
飼育を開始するそうです。
観察棟や公開ケージを整備して、今後10年間で1ペアー以上の
コウノトリを放鳥し、この地に定着することを目指す方針とのこと。

どんな環境なのか? 以前から興味がありましたので、
田圃パトロールのついでに、野田市へ足を伸ばしてみました。

ちょうど農家の方が田植えの最中でした。
邪魔をしないように、バードウォッチングをさせて頂きました。
「コウノトリが居た!」 と思ったら

< チュウサギ Intermediate Egret >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

チュウサギ(中鷺、学名:Ardea intermedia)

スマートに田圃で佇む「チュサギ」でした。
でもサギ達も「コウノトリ目」の仲間です。

チュウサギも環境省のレッドリストで、準絶滅危惧(NT)に指定されている貴重な鳥です。
農薬使用によって、捕食対象の虫等が減少したことが原因のようです。
この地の環境が整えば、チュサギも集まって来るかも知れません。

またまた、コウノトリか! と思ったら

< コサギとダイサギ >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

コサギ(小鷺、Egretta garzetta)ダイサギ(大鷺、学名:Ardea alba)

親子ではありませんよ。
コサギとダイサギが仲良く並んで羽繕いしています。
両方ともに飾り羽がキレイです。

せっかくなので「コウノトリ目サギ科」3種類の比較写真を紹介してみます。
サギの比較写真

頭の大きさに対して、クチバシの長さを見るとチュサギは、クチバシが短く見えます。
体のサイズもコサギより大きく、ダイサギより小さい。

先日ご紹介した「キジ」の動画もこの場所で撮影しました。
おまけで、先日のキジをもう一度、ご紹介します。

< キジ Japanese Pheasant >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

キジ(雉子、雉、学名:Phasianus versicolor)

今回、動画のBGMを担当してくれた「カエルの合唱隊」が、好環境の証明ですね。
野田市の素晴らしい取り組みを、私なりに応援して行きたいと思います。

またコウノトリの公開観察棟などが出来ましたら、このブログでご報告します。
コウノトリが空を舞う日が、今から楽しみです。

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明日はどんな鳥が登場するのか?
お楽しみに。

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