秋のこの時期になると、関東地方の都市公園にも
「キビタキ」「コサメビタキ」「エゾビタキ」など
様々なヒタキ科の鳥が飛来して、識別に大混乱になります。
今日は前回ご紹介した「サメビタキ」と
一緒にいた「コサメビタキ」を紹介しながら、
2種の違いを比べてみたいと思います。
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日光は曇り空でしたが、清々しい気候でした
・戦場ヶ原の木道
奥日光のとある駐車場で「サメビタキ」を撮影していたら
突然、蹴散らすように「コサメビタキ」が登場!
《 コサメビタキ 4K動画 》
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
「私を撮って」と言わんばかりに、しばらくじっとして
枝の上でモデルをつとめてくれました。
記念に静止画を切り出しておきます。
・コサメビタキ
「サメビタキ」と「コサメビタキ」が、仲良く追いかけっこ
せっかくの機会ですので
前回ご紹介したサメビタキと写真を並べてみましょう。
・比較画像
サメビタキ:全長13.5cm
お腹に薄褐色の縦縞が入っていますが、エゾビタキほど明瞭ではないですね。
眼の周囲に白い「アイリング」が入り、眼先に黒い部分が目立ちます。
クチバシは、コサメビタキやエゾビタキよりも短く見えます。
コサメビタキ:全長13cm
眼の周囲に白い「アイリング」が入り、眼先も白い。
クチバシはやや長く、色は黒。
クチバシの根元の色はオレンジ色が目立ちます。
公園で見かけると判別に迷うこともありますが、
写真を並べて比較すると、わかりやすいですね。
===追記
「エゾビタキも比べて欲しい」とのご要望が多いので
ついでに、過去の写真を引っ張り出して貼っておきます。
・エゾビタキ
少し角度は違いますが、特徴は判ると思います。
エゾビタキ;全長約15cm
サメビタキ、コサメビタキよりも、明らかに一回り大きいです。
お腹の模様はサメビタキよりもハッキリしています。
※たまに模様が薄い個体もいます
クチバシの下に縦のラインが入っている個体が多いです。
目先の色は上半分が白、下半分が黒っぽい。
これで3種類は、もう悩み無しですね!
そんなわけないか^^
背面の羽の色は、撮影条件などで色が変わりますので
あまりあてにならないので、ここでは触れないようにします^^
悪しからず‥
>> 前回のサメビタキの記事はこちら
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