ワシカモメ Glaucous-winged Gull

今日は茨城遠征の続編です。
海岸線で、ぼんやりとカモメの群れをながめていたら
初列風切(しょれつかぜきり)がグレーのカモメを発見しました。
もしかしたら「ワシカモメ」では? と思い
動画を撮影してきました。

《 ワシカモメ 》
画像をクリックすると動画再生がスタートします。

(鷲鴎、学名:Larus glaucescens)

「初列風切」なんて専門用語を使うと判りづらいですが
簡単に言うと翼を広げた時の先の方の羽で
折りたたむと、尾羽の上に飛び出ます。

・初列風切羽の部分
カモメ初列風切羽

「セグロカモメ」や「オオセグロカモメ」の初列風切羽は黒いですが
「ワシカモメ」はグレーです。

羽を広げてくれた瞬間と、全身写真を切り出しておきます。

・翼を広げて見せてくれたところ
ワシカモメ

・ワシカモメ全身
ワシカモメ

海の無い埼玉県民の私にとって
カモメは不慣れなもので、まったく自信はありません。
もしも間違えていたら、メールで教えて頂けると幸いです。

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西へ遠征・ワシカモメ探索のはずが

今日も先日の遠征レポート続編です。
遠征2日目は「ワシカモメ」の目撃情報がある漁港に立寄ってみました。

漁港

目的の漁港に到着すると、防波堤に300羽以上のカモメ達が‥

カモメの群れ

それぞれ好きなカッコウで、お休み中!
お腹しか見えないのも‥

カモメの群れ

こんな状況の中で、カモメを識別するのは、至難の業です。
しかもカモメに慣れていない私では、余計に困難なこと。

カモメの群れ

地元のカメラマンの方々に合流させてもらい、一緒にワシカモメを捜索することに
しかし、二時間以上の捜索でも見つからない…

そんな中、私にとって最大の危機が訪れました!
時間が経つにつれ、同行の妻の機嫌が悪くなってきたのです。

「大阪で美味しいものでも食べよう!」と誘ったことを思い出しました。
「鳥見ばっかりで、まだ大阪らしいものを食べてない」との事

本場の「たこ焼き」をサービスエリアで食べたけど、それで満足してくれる訳がなく‥
「それじゃ「餃子の王○」でも行こうか?」と言ってみたが、首を縦に振りません。

ワシカモメを諦めて、急遽お昼を食べて帰ることになりました。

車に戻る時に何気なく見つけた、グレーのカモメ
カモメ

一瞬、羽繕いの時に顔を上げたのですが、クチバシは見えず。
この後はまた眠ってしまいました‥

初列風切の色がグレーに見えるのですが、角度が悪くて、良く確認ができない。
横に位置をズラして見たいのですが、少しでも場所を移動すると
漁船に隠れて見えない、微妙な位置に居るのです。

しかし
ワシカモメは諦めて食事に行かないと、もう遠征に行けなくなってしまう‥

・動くカニの看板のお店で、機嫌回復!
カニ

ワシカモメは、いつの日か銚子でリベンジしたいと思います。

帰りは渋滞を予想していましたが、
やはり大渋滞に巻き込まれ、10時間以上のドライブになりました。

野鳥動画が無いのは、アクセスして頂いた皆さんに申し訳無いので、
「メジロガモ」の公園で出会った、野鳥達をご紹介します。

《 大阪の公園で出会った野鳥達 》
画像をクリックすると動画再生がスタートします。

登場順に
1.岩乗り「ミコアイサ♂若」
2.愛想の良かった「セグロセキレイ」
3.枝被りが悔しい「アオバト」
4.ハイタカかオオタカか判断が付かない「鷹」

私の地元の公園に似ていて、住宅街の中にある都市公園ですが、
100羽を超えるマヒワの群れや30羽以上のエナガの群れなど
たくさんの野鳥を観察することができました。
やはり大阪の方が鳥の種類、個体数ともに多い印象を受けます。

どこに行っても、バーダーの方々は温かく迎えてくれました。
埼玉県からやって来た「鳥キチ」にも、親切にポイントを教えて下さいまして、有り難うございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。

私も見習って、いつの日か他県から来られたバーダーの方々に恩返しをしたいと思います。
やっぱり野鳥が好きな人に悪い人は居ません。

《 西へ遠征シリーズ続編 》
? 西へ遠征1 カラムクドリ
? 西へ遠征2 白いヒドリガモ
? 西へ遠征3 メジロガモのハイブリット
? 西へ遠征4 ワシカモメ探し

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明日はどんな鳥が登場するのか? お楽しみに!

野鳥エコバック

ミツユビカモメ lack-legged kittiwake

今日も昨年に撮影した海鳥をご紹介します。

昨年12月の小笠原旅行の際、東京に帰る船上での事です。
鳥キチガイな私は、潮をかぶりながらデッキで鳥を待っていました。
海上から普段見かけない模様の鳥が飛立ちました。

ミツユビカモメ

カモメに不慣れな私は、ミズナギドリの仲間と思って撮影していました。
自宅に帰ってから見返してみると、上の写真のように独特な黒い模様があります。
このMの模様を頼りに私なりに調べてみると、
ミツユビカモメの幼鳥(第1回冬羽)だったようです。動画でご紹介します。

< ミツユビカモメ lack-legged kittiwake >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っています。音量にご注意下さい。

ミツユビカモメ(三趾鴎、Rissa tridactyla)

Wikipediaから、この鳥の分布を引用します。
=====
北アメリカ大陸やユーラシア大陸、グリーンランドの海岸部で繁殖し、冬季になると北大西洋や北太平洋、北極海で越冬する。日本では冬季に越冬のために九州以北に飛来(冬鳥)する。
=====

この動画だけではアクセス頂いた皆さんに申し訳ないので、
このところアップしているカモメ類を貼らせて頂きます。

ワシカモメ幼鳥
ワシカモメ

ははじま丸と一緒に母島港に入ってきました。
港を飛び回るカモメを動画撮影しておきました。

< ワシカモメ幼鳥 Glaucous-winged Gull >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っています。音量にご注意下さい。

ワシカモメ(鷲鴎、学名:Larus glaucescens)

先日「シロカモメではないか」と言うご指摘を受けました。
しかしシロカモメの幼鳥で、クチバシの付け根まで真っ黒な写真が有りませんでした‥。
まだ検討中です。

カモメに詳しい方のご意見をお待ちしております。
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カゼを甘く見ていて、悪化している私です。
高温のた安静中です。
明日はどんな鳥が登場するのか? お楽しみに!

>> 先日のワシカモメ幼鳥の記事はこちら

野鳥エコバック

ワシカモメ幼鳥の飛翔シーン Glaucous-winged Gull

今日は昨年に撮影したカモメをご紹介します。
カモメに不慣れな私には判別が難しく、とうとう1ヶ月以上も在庫になりました。
そこで広くバーダーの方々にご覧頂きまして、
ご意見をお伺いできれば幸いと思い、公開いたします。

昨年12月の小笠原旅行の際、父島から母島に向かう船上での事です。
一羽のカモメが「ははじま丸」を追って飛んできました。
全身が明るいグレーの羽で、クチバシは黒色。
普段はあまり見かけないカモメでしたので、必死に撮影してみました。

ワシカモメ

ははじま丸と一緒に母島港に入ってきました。
港を飛び回るカモメを動画撮影しておきました。

< ワシカモメ幼鳥 Glaucous-winged Gull >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っています。音量にご注意下さい。

ワシカモメ(鷲鴎、学名:Larus glaucescens)

動画に「JA小笠原島 母島支店」の建物や「ははじま丸」が写っています。

旅行から戻って1ヶ月以上の間、色々な図鑑やカモメ識別のサイトなどを調べました。
クチバシが黒い事から幼鳥であると判断して、色々なカモメの幼鳥の写真を比べてみました。
羽の初列風切が黒く無いことから「ワシカモメの幼鳥」と判断しました。

しかし、ワシカモメが日本の最南端に近い母島まで飛んで来る事は、あり得るのでしょうか?。
普段からカモメを見慣れていない、埼玉県民の私には限界が有ります。

しかし、いきなり人に聞いてたのでは失礼ですし、なにより自分が覚えない。
まずは自分自身で調べる事が大事と考え、ワシカモメと判断しました。

間違えておりましたら訂正したいと思いますので、カモメに詳しい方のご意見をお待ちしております。
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明日も初見の海鳥をお届けする予定です。お楽しみに!

>> 先日のコミミズクの記事はこちら

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