小笠原探鳥の続編です。 父島宿泊の最終日の事。
ビジターセンターと言う施設で、アホウドリ保護活動についての講演会が有ると聞き、夕食後に講演会場へ‥。
ビジターセンター「クジラのモニュメント」
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偶然ですが、アホウドリ研究の第一人者、長谷川 博 先生(東邦大学)と、
山階鳥類研究所の出口さんの活動報告をお聞きする機会に恵まれました。
アホウドリ講演会は大盛況!
100名程が入れる会場に、150名以上は来場していたと思います。
これだけでも、小笠原の方々がアホウドリの保護活動に、関心と期待を持って見守っている事が判ります。
[img]http://www.birdlover.jp/img/111226kouen.jpg[/img]
アホウドリの保護活動の状況は、
下記のページに詳しく説明がございます。
山階鳥類研究所「アホウドリ・復活への展望」
アホウドリの繁殖地である「鳥島」ですが、火山島のために、
突然の噴火によっては、アホウドリ絶滅の危険性が有ります。
そこで、小笠原諸島「聟島(むこじま)」へ繁殖地を引っ越す作業が行われています。
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おがさわら丸に飾ってあった写真
アホウドリは生まれた場所に帰ってくる「帰巣本能」が有る鳥です。
ヒナを聟島に移送して人工飼育し、巣立たせる事で、聟島を繁殖地に戻す計画です。
※乱獲以前、聟島はアホウドリの生息地でした。
< クロアシアホウドリ動画 Black-footed albatross >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※海風の音が入っています。音量にご注意下さい。
おがさわら丸のデッキで撮影したクロアシアホウドリ
※クロアシアホウドリの繁殖地も聟島です。
2005年からヒナの移送と人工飼育を続け、聟島に帰ってくるアホウドリが増えて来ているそうです。
近い将来「聟島・アホウドリ観察ツアー」が行われ、沢山のバーダー&野鳥カメラマンが小笠原に集まる事でしょう。
その際は、私も何とか時間を作って、ツアーに参加したいと思います。
保護活動の詳細は、下記のページをご覧下さい。
山階鳥類研究所「小笠原諸島への再導入へ」
翌朝「B-しっぷ」と言う施設前で、なんと「アホウドリ」と出会いました!
アホウドリデコイ
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せっかくなので、アホウドリと記念撮影!
かなり大きな鳥です。
写真からアホウドリのサイズ感をお楽しみに下さい。
実際に鳥島で使用されていたデコイです。
[img]http://www.birdlover.jp/img/111227dekoi2.jpg[/img]
私にとって貴重な体験が出来た小笠原旅行でした。
この記事をもって、小笠原探鳥の報告を一旦終了します。
外洋上で様々な海鳥と出会いましたので、また改めてこのブログでご紹介します。
今後もお楽しみに‥。
< 小笠原探鳥シリーズ続編 >
>> 小笠原探鳥7 オガサワラヒヨドリ
>> 小笠原探鳥6 ハハジマメグロ
>> 小笠原探鳥5 クロアシアホウドリ
>> 小笠原探鳥3 オガサワラメジロ
>> 小笠原探鳥2 オガサワラハシナガウグイス
>> 小笠原探鳥1 コアホウドリ
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