コジュリンのさえずり Ochre-rumped bunting

今日は茨城県に貴重な鳥さんに逢いに行って来ました。

「妙岐ノ鼻」観察舎
[img]http://www.birdlover.jp/img/110521ukisima.jpg[/img]

観察舎の手すりに小鳥のオブジェが‥。
観察舎はオオヨシキリやセッカのさえずりが、鳴り響いていました。
ヨシ原に早速、頭の黒い鳥を発見!

< コジュリン Ochre-rumped bunting >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

コジュリン(小寿林、学名Emberiza yessoensis)

とっても可愛らしい声でさえずっていました。
風に揺られて見づらいですが、頑張ってご覧下さい。

なかなか逢えない鳥ですので、今日も動画を2部配信します。

野鳥ポロシャツ

少しクローズアップで撮影してみたのですが、
画像の端が残念ながら、少しケラレてしまいました。
撮るので精一杯で、調整している余裕がありません。
力不足ですが、ご容赦下さい。

< コジュリンのさえずり、アップ? >?
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

コジュリンは、絶滅が心配されている鳥です。
(絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト))
生息地が局地的で、関東ではこの稲敷市が有名な繁殖地です。
この場所が無くなったら、この種も絶滅しかねない様な状況です。

一生懸命にさえずるコジュリンを見ていると、
「このヨシ原の環境を守って下さい」と、主張しているように感じ、
この「妙岐ノ鼻」の重要性を痛感します。

「妙岐ノ鼻」観察舎からの景観
[img]http://www.birdlover.jp/img/110521ukisima1.jpg[/img]

この妙岐ノ鼻は、葦が生い茂る「茅場」です。
広さは50ha、関東では最大級のヨシ原といわれています。
この貴重な環境が保たれ、コジュリンの個体数も増えて行く事を祈ります。

< 妙岐ノ鼻シリーズ 続編 >
セッカのさえずりの記事はこちらです↓
http://www.birdlover.jp/modules/d3blog/details.php?bid=529
ホオジロ&オオヨシキリの記事はこちらです↓
http://www.birdlover.jp/modules/d3blog/details.php?bid=530

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野鳥グッズ

河川敷 ハイイロチュウヒ♀ Hen harrier

今日は猛禽祭り3日目です。
河川敷を探索していると、私の背後から急に猛禽類が飛び立ちました!
上空を旋回し始めたので、急いでビデオで撮影してみると‥、

< ハイイロチュウヒ♀ Hen harrier >
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ハイイロチュウヒ(灰色沢?、学名:Circus cyaneus)

腰が白いので、ハイイロチュウヒの雌だと判りました。

あまり猛禽類の事は不慣れなので、
ハイイロチュウヒをWikipediaで調べてみました。

Wikipediaで分布を引用します。===
繁殖地は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で、
冬季は北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸北部、アフリカ大陸北部、
ユーラシア大陸中部に移動し越冬する。ヨーロッパでは周年生息する。
日本では越冬のために冬鳥として飛来するが局地的であり、個体数は少ない。
===引用ここまで。

日本では局地的で、あまり出会えない鳥の様です。
貴重な出会いなので、手持ちビデオで追ってみました。

< ハイイロチュウヒ♀飛翔シーン Hen harrier >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

久しぶりの手持ち撮影は、手ブレが気になりますね。
でも貴重な飛翔シーンの映像を撮ることができました。

その後、コミミズクが現れたので、コミミを撮影していたのですが、
遠くで2羽の猛禽が、バトルを繰り広げているのが見えました。
近づいてみると、コミミズクと先ほどのハイチュウが戦っていました。
どうやらコミミズクが捕えた獲物を、ハイチュウが横取りに来たようです。

< 地面に降りたハイイロチュウヒ Hen harrier >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

体格が違うので、コミミは土手の裏へ逃げて行きました。
ハイチュウは地面へ降りて、キョロキョロと獲物を探しています。
どうやら、バトルの最中に獲物は逃げてしまった様です。
背中が残念そうです(笑)。

3日間に渡ってお送りしました猛禽祭りはいかがだったでしょうか?
明日からまた、小鳥党に戻る予定です。お楽しみに!

第一弾の「コミミズク」はこちら↓
http://www.birdlover.jp/modules/d3blog/details.php?bid=459

第二弾の「チョウゲンボウとノスリ」はこちら↓
http://www.birdlover.jp/modules/d3blog/details.php?bid=460

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野鳥 コジュケイ Chinese Bamboo Partridge

先週の週末に、初めて行った神奈川県の公園で、
珍しくコジュケイの撮影に成功しました。

< コジュケイ Chinese Bamboo Partridge >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

コジュケイ(小綬鶏、学名:Bambusicola thoracicus )

いつもは「ちょっと来い、ちょっと来い」と鳴く鳥です。
そのくせ、見に行っても姿を現してはくれません。

この日は、2羽のコジュケイが大きな声で鳴き合っていました。
ホッペが赤くて可愛い鳥です。

コジュケイは、厳密には中国大陸からの外来種ですが、
日本の環境に順応して、頑張って暮らしている鳥達は、
このブログでは特別に、野鳥として紹介してあげようと思います。
ご了承ください。

明日は日曜日に出会った、珍しい鳥をご紹介予定です。

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初見初撮り ハギマシコ Rosy finch

神奈川県のダム湖でハギマシコと出会える情報を頂き、土曜日に遠征してきました。

< 斜面のハギマシコ Rosy finch >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

ハギマシコ(萩猿子、Leucosticte arctoa)

現場に到着すると、既に10名程のカメラマンが撮影している最中でした。
茶色の斜面の中、地面の種子を啄ばむハギマシコを見つけるのは苦労します。
約20羽ほどのハギマシコの群れを発見しました。

< ハギマシコ Rosy finch >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

黄色のクチバシ、紫色のお腹。
全体的には地味な鳥なのに、部分的には派手な色合いです。
赤紫色の斑紋が、ハギの花の色に似ている所から、ハギマシコの名前が付いたとの事です。

< 電線上のハギマシコ Rosy finch >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

電線の上で羽繕いをはじめました。
かなり距離が遠かったのですが、全身が撮影できるチャンスなので、
頑張って撮ってみました。

< ハギマシコ Rosy finch >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

ハギマシコは嬉しい初見初撮りでした。
この後、さらに遠征のネタがは続きます。
明日もお楽しみに!

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迷鳥 サバクヒタキ Desert Wheatear

今日は地元の先輩方と千葉県某所へプチ遠征しました。
先週より、海外から珍しい鳥が飛来しているとの事で、
会いに行って来ました。

< 迷鳥 サバクヒタキ Desert Wheatear 1 >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

サバクヒタキ(砂漠鶲、学名: Oenanthe deserti )

とっても強い風の中でした。田圃の真ん中に一羽のサバクヒタキ♂。
本来は中東やモンゴルなどに棲んでいる鳥の様です。
名前の通り、砂漠などに棲んでいる鳥と思います。
何を間違えたのか、日本の関東地方にやって来てくれました!

< 迷鳥 サバクビタキ Desert Wheatear 2 >
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先週から発見されている様で、休日の今日まで居てくれるか、とても心配していました。
まずは無事に出会えて、嬉しい初見初撮りになりました。
滅多に出会える鳥ではありませんので、今日は動画を3部配信します。

< 迷鳥 サバクビタキ Desert Wheatear 3 >
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※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

とっても人気が高く、100人以上のカメラマンが集まっていました。
これだけの人が集まると、中にはマナーの悪い人も居て、とっても残念でした。
せっかく一生に一度の記念に残る日になるのに‥。

まっ、サバクヒタキに出会えて記念に残る素晴らしい日になりました。
欲を言えば、風が強かったのが残念でしたが、自然界の事なので仕方ないと諦めます。
鳥の神様から、思わぬクリスマスプレゼントを頂きました。感謝!

この地まで何千キロも飛んで来てくれた、サバクヒタキ君に。
この珍しい小鳥を最初に発見された方々。
サバクヒタキを温かく見守っている地域の方々。
この場所を教えて頂き、ご一緒させていただきました先輩方に、感謝いたします。

遠征の帰り道に寄り道しまして、初見初撮りが続きました!
神様からのクリスマスプレゼントはまだまだ続きます。
明日もお楽しみに。

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今回の千葉県遠征の続編はこちら↓
[url=http://www.birdlover.jp/modules/d3blog/details.php?bid=406]>> 初見 アメリカコハクチョウ[/url]
[url=http://www.birdlover.jp/modules/d3blog/details.php?bid=408]>> 初見 ヒシクイ [/url]

ムクドリの大群と草加市紹介 White-cheeked Starling

今日の朝は、S公園に行こうと思ったのですが、自動車の具合が悪く断念しました。
最近の車はコンピュータ制御されているので、バッテリーの電圧が下がると電子制御系に不具合が出るそうです。
車が入院してしまったので、鳥見に出かけられません。
この野鳥ブログも本格的に存続の危機がやって来ました。

仕方が無いので在庫から、先週の土曜日にS公園で撮影した、
鳥の大群動画を紹介します。

< ムクドリの大群映像 >
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
※周囲の音が入っていますので、音量にご注意ください。

ムクドリ(椋鳥、学名Sturnus cineraceus)

早朝の野球グランドに、2000羽を超すムクドリが集結していました。
ヒッチコック監督の映画「鳥」を思い起こさせます。
日本全国的に増えすぎて、糞害などの被害も多いと聞いていますが、
これだけの大群を目の当たりにすると‥、お見舞い申し上げます。
天敵の猛禽類などが減ってしまった為に、増加したのでしょうか?

このブログでは、既に150種類位の鳥をご紹介していますが、
ムクドリの撮影は、なんと初撮りでした。
どれだけムクドリが好きでないか、判ってしまいます。

車が故障中の事も有り、今日は近所のお客様へ自転車で訪問です。
お昼は近くの公園でランチを楽しみました。
たまには地元の公園をご紹介します。

草加六丁目橋。
[img]http://www.birdlover.jp/img/100831souka/hashi.jpg[/img]

草加市の松並木、県道49号線(「日光街道」、「旧4号線」とも呼ばれます)
伝右川に架かる「六丁目橋」から「札場河岸(ふだばかし)公園」を撮影。
この橋のあたりが草加宿の北のはずれだったそうです。
橋の親柱として築かれた常夜灯は、日光東照宮の燈篭を模したもの。
左の奥に写っている茶色い建物は五角堂(望楼)です。

松尾芭蕉像(正面)
[img]http://www.birdlover.jp/img/100831souka/basyuo1.jpg[/img]

札場河岸公園内には、芭蕉の銅像が立っています。
奥の細道旅立ち300年を記念して、平成元年に「芭蕉像を作る会」が結成され、平成3年(1991年)に公園に設置されたそうです。
像の前後には、ピンクの百日紅(さるすべり)の花が見られました。

松尾芭蕉像(別の角度から)
[img]http://www.birdlover.jp/img/100831souka/basyou.jpg[/img]

制作者は彫刻家の麦倉忠彦氏。
友人や門弟たちとの名残を惜しむ姿で、後ろ(東京方面)を振り返るかっこうをしています。

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