ツバメチドリ Oriental Pratincole

昨日は先輩から情報を頂きまして、隣りの県へプチ遠征。
お盆のこの時期は遠征を控えている私ですが
「ツバメチドリ」とあってはスクランブル発進するしかありません。

高速道路も国道も大渋滞、普段は1時間半ほどの距離が、
3時間以上かかって現場に到着です。

しかし、バーダーもカメラマンも誰も居ない状況。
きっとお昼を過ぎて、皆さん暑いので帰られたのでしょう。
後は自力で探すしかありません。
水を張った休耕田を中心に見て行くことにしました。

周囲の田圃を探索していると、畦に数羽のシギチを発見しました。

《 ツバメチドリ動画 》
画像をクリックすると動画再生がスタートします。

(燕千鳥、Glareola maldivarum)

見つけました!
特徴的なメイクの鳥「ツバメチドリ」です。
出会えた記念に静止画を切り出しておきます。

・ツバメチドリ
ツバメチドリ

空を見上げて身構える時がありました。
上空を見るとチョウゲンボウが飛んで行きました‥

・警戒のポーズ
ツバメチドリ

下記は、Wikipediaから分布を引用します。=====
夏季は中華人民共和国東部やロシア南東部、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、
冬季になると東南アジアやオーストラリア北部へ南下し越冬する。
日本には渡りの途中でまれに飛来(旅鳥)するが、
局所的だが日本国内での繁殖例(夏鳥)もある。
=====引用ここまで

炎天下では暑そうですね。口を開けっ放しです。
たまに田圃の水を飲むシーンが見られました。

《 水を飲むツバメチドリ動画 》
画像をクリックすると動画再生がスタートします。

周囲を気にしながら慎重に水を飲んでいます。

・水を飲むツバメチドリ
ツバメチドリ

ツバメチドリは環境省で絶滅が危惧されている鳥です。
※絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)
今後個体数が増えてくれることを期待します。

今回も情報を頂きました先輩方に感謝いたします。
有り難うございました。

《 休耕田・ツバメチドリ探索の続編  》
? ツバメチドリの群れ
? ツバメチドリ幼鳥
? チュウサギとアオサギ
? ムナグロの群れ
? ケリの群れ
? ツバメチドリとの再会

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