オオタカの幼鳥 Northern Goshawk

普段は猛禽類にあまり興味の無い私ですが、「ヒナ」となると話しは別です。
先週、オオタカの営巣中の情報を頂いていたのですが、
遅まきながら行ってきました。

詳しい場所は判らなかったのですが、とにかく現場の駐車場に到着!
すると周囲は「松林」!!
オオタカの営巣にはピッタリの環境ではないですか。
まずは散策路を歩いて見る事にしました。

散策路
松林

どうやら私の野生の勘は当たっていたようです。
前方にカメラマンの方々を発見!

親切なカメラマンの方々に、オオタカの巣を教えて頂き、
なんとか無事に、オオタカに逢う事ができました。

《 オオタカのヒナ動画 》
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周囲の音が入っています。音量にご注意ください。

ヒナと言っても既に大きく成長していて、親鳥と変わらない程の大きさです。
ヒナと言うようりは、幼鳥と言ったところでしょうか‥
3羽の幼鳥達は、巣を離れて飛び回っています。

背後に写っている大きな枝の集まりは、オオタカの巣です。
幼鳥達は残ってるエサを食べている様です。

猛禽らしい精悍な表情
オオタカのヒナ

親鳥が帰って来るだろうと思い、しばらく待ってみたのですが、
まったく気配すら無い状況でしたので、帰ろうとした時でした。
「キーーキーー」と声を上げなら、親鳥が現れました

《 オオタカ親鳥 》
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周囲の音が入っています。音量にご注意ください。

子供達へエサを運んで来たようです。
左足にしっかりと獲物を握っています。

親鳥
オオタカ

子供達へ獲物を渡すと、また何処へ飛去って行きました‥

今回も情報を頂きましたM尾様に感謝いたします。
また現場でお会いしたM沢様、親切に巣の場所を教えて頂きました
地元カメラマンの皆さんに感謝申し上げます。

《 2013年・夏の幼鳥シリーズ 》
? オオタカの幼鳥
? ツミの幼鳥
? ササゴイの幼鳥1
? ササゴイの幼鳥2
? ヨシゴイの幼鳥
? アオバズクの幼鳥
? オオタカ幼鳥の狩りの練習

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コシアカツバメの争い Red-rumped swallow

今日の動画は、外房へ遠征した「コシアカツバメ」の続編です。
漁港施設の中で、巣作りをはじめたカップルがいました。

《 コシアカツバメの争い動画 》
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2羽で仲良く泥を運んでいましたが、突如、バトル勃発!
何が気に入らなかったのでしょうか?

やめれ?!!
コシアカツバメ

泥を付けようとしているところへ、もう1羽が止めに入っています。

「あそこの田圃の泥は持ってこないでよ!」とか
「そこは出入り口にするから、泥付けないで?」とか
「あなたの持って来る泥は臭い!」とか言われて、怒られているのでしょうかね?

言われている方は、意味が判らないと行った表情で困っていました。

何がいけないの??
コシアカツバメ

怒ってる方も、怒られている方も、表情が可愛いです。
きっとケンカするほど仲が良いのでしょう。

撮った私も本当の事情は判りません。
どなたか通訳ができる方がおりましたら、宜しくお願い致します(^-^)v

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コアジサシの飛翔 Little Tern

3週間程まえに「Mの丘公園」を探索した時のこと‥
私の頭上を「コアジサシ」が飛び回ってくれました。

手持ちビデオで、飛翔シーンの撮影にチャレンジしてみました。

《 コアジサシの飛翔動画 》
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(小鯵刺、学名:Sterna albifrons)

新しく出来た、池の上の歩道から撮影です。
子供達が走ると、少し揺れるのですが、
池に鴨たちが帰って来る時期が、今から楽しみになります。

池の上の歩道
遊歩道

コアジサシは公園の近くで子育て中の様でした。
魚を取っては、どこかへ運んで行きます。

撮影できた記念に、一番近くで撮れた瞬間を切り出しておきます。

コアジサシの飛翔
コアジサシの飛翔

コアジサシと逢う時は、何故かいつも曇り空‥‥
いつの日か青空バックで撮ってみたい鳥です。

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サンコウチョウ Japanese Paradise Flycatcher

今日も渓谷の続編です。
森を進むと数名のカメラマンが三脚を立てて撮影中でした。

橋

「何を撮影しているのですか?」とお聞きすると
「サンコウチョウ」との事。
レンズの先を見ると、サンコウチョウの巣が有りました。

しかし木々が茂っていて、少しでも場所を移動すると
葉が被って巣は見えなくなります。
ピンポイントで、見える場所は他に無いようです。

シモツケ
シモツケ

あきらめきれず、少し先まで移動してみると‥
どうにか巣が確認できる場所がありました!!

距離が有りましたが、撮影に挑戦です。

《 サンコウチョウ抱卵動画 》
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周囲の音が入っています。音量にご注意ください。

(三光鳥、学名:Terpsiphone atrocaudata)

巣ではメスが抱卵中でした。
お風呂に入っているようで可愛らしいです。

温め中
サンコウチョウ♀

どこからか、「ホイホイホイ」と鳴き声が聞こえて来ると‥
巣からメスが飛び出した!
すると、直ぐにオスが巣に飛び込んで来ました。

青いパイナップル
サンコウチョウ♂

オスの青い目を確認できました。

抱卵中の鳥は神経質です。
ストレスを与えてはいけませんので、
オスとメスを撮影したところで、
早々にこの場所を後にしました。
ヒナが無事に巣立つ事を祈ります。

キイチゴ
キイチゴ

いくつかを口の中へ‥ 甘酸っぱくて美味しかったです。

目的のサンコウチョウに逢えて、今回も充実した渓谷探鳥になりました。
ご一緒させて頂きました先輩方に感謝いたします。

注意
この動画撮影は、鳥までの距離を十分に取って、
フィールドスコープを使用して撮影しています。

《 2013年6月 サンコウチョウの渓谷・続編 》
? 渓谷のオオルリ♂、さえずり
? サンコウチョウの巣を発見!
? サンコウチョウの抱卵シーン

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古代蓮とヨシゴイ Yellow bittern

昨日のお昼はランチ返上で、隣町の「湖」をパトロール。
今季も「ヨシゴイ」が帰って来ていました。

《 ヨシゴイ動画 》
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周囲の音が入っています。音量にご注意ください。

(葦五位、Ixobrychus sinensis)

湖畔に着くなり、私の目の前に出て来てくれました。
とってもラッキーです。
おかげでこの後、早々に撮影を切り上げて、ゆっくりランチが食べられました。

再会を記念して静止画を切り出しておきます。

ヨシゴイ

湖の周囲が開発されて、年々変わって行く事に驚いているかも知れません。

K市は「シラコバト」の生息も守れない程ですから、
このレイク周辺の環境も、経済優先で開発が進んで行くのでしょうね‥

非力な私の出来る事と言えば、この奇跡的なシーンを
映像に残して、ブログに公開することだけです。
果たして、いつまで「古代蓮」と「ヨシゴイ」のコラボが見られるのか‥

魚を捕らえたヨシゴイ
ヨシゴイ

また、蓮の花が咲き始めた頃に撮影に来ます。
古代蓮の上を歩くヨシゴイの姿を、この先も永遠に見られる事を祈ります。

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謎の逆三角形 Japanese Paradise Flycatcher

今回の渓谷探鳥の目的は「サンコウチョウ」でした。
渓流に添って、情報を頂いた目的の場所へ進みます。

野鳥のブランコ
朝の森

事前に頂いていた情報によると、この辺りのハズ‥
確かにサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきました。

気合いを入れて、現場に早く着き過ぎた事もあり、
地元のカメラマンの方も、誰も居ませんでした。

こうなると、自分たちで見つけるしか有りません‥

銀竜草(ギンリョウソウ)
銀竜草

サンコウチョウの巣は、薄暗い場所に作るため、見つけるのは至難の技。
鳴き声は聞こえるけれども、巣が見つからない経験をした方も多いと思います。
色々な角度から森を眺めてみましたが、やはり見つかりません。

諦めかけて引き返そうとした時のこと、
渓谷に差し込む朝日の中に「逆三角形」の陰を見つけました。
サンコウチョウの巣の形に似ています。

謎の逆三角形
三角形

三角形の上に、短冊の様な棒状の物が飛び出ていますね。
もしかした、尾羽が飛び出ているのかも‥
かすかな期待に胸を膨らませながら様子を見ていると‥
突然、短冊が消えました!

<サンコウチョウの抱卵>

三光鳥、学名:Terpsiphone atrocaudata)

やはり短冊に見えたのは、メスの尾羽でした。
オスとメスが交代で抱卵中の様子です。

かなり距離が有り、しかも逆光!
葉が茂り少しでも場所を移動すると巣が見えなくなる厳しい状況でした。
まずはサンコウチョウを見つけた記念に、静止画を切り出しておきます。

サンコウチョウ♂のシルエット
サンコウチョウ♂

今季も「サンコウチョウ」に逢うことができました。
情報を頂きました先輩方に感謝いたします!

森を奥へ奥へ‥
渓谷の野鳥シリーズは、まだ続きます。

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オオルリ♂ Blue-and-White Flycatcher

山の天気は変わりやすいと言いますが、
昨日は、まさに激しく空模様が変わる一日でした。

小雨に降られながら目的地の「渓谷」に到着すると、
雨は止み、雲の切れ間に青空が見え始めました‥

渓谷の倒木
朝の渓谷

朝の渓谷では「クロツグミ」「キビタキ」「オオルリ」の囀りが響き渡っています。

そんな中、私達の頭の上に「幸せを呼ぶ青い鳥」が降臨!

《 オオルリ♂ 動画 》
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(大瑠璃、学名Cyanoptila cyanomelana)

森でさえずる「オオルリ」は格別で、神々しいほどです。
これで私達に幸運が訪れることは間違え無いでしょう。

後光がさすオオルリ
オオルリ♂

頭上の逆光では、撮影条件としては最悪でしたが、
何とか撮影出来て、幸先の良い探鳥スタートです!

お天道様が高く上がるにつれて、渓谷にも陽の光が入り
足元のお花に気が付きます。

コアジサイ
コアジサイ

目的の野鳥を求めて、渓流沿いを奥へ奥へと進みます‥
明日もお楽しみに。

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コジュリン♂夏羽 Ochre-rumped bunting

今日も利根川で出会った野鳥の続編をお届けします。
この地で有名な鳥と言えば「コジュリン」
頭の黒いオスと出会うことが出来ました。

《 コジュリン♂ 動画 》
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(小寿林、学名Emberiza yessoensis)

本州中部以北と熊本県に、局地的ながら周年生息する留鳥です。
日本と中国の一部でしか繁殖が知られていない。
出会えた記念に、静止画を切り出しておきます。

コジュリン♂夏羽
コジュリン
全長14.5cm

繁殖地の破壊等により生息数は減少していて、
絶滅が危惧されている鳥です。
※絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)

「コジュリン公園」
利根川下流

貴重な野鳥が生息する「千葉県利根川下流域」
この豊かな自然環境が、永遠に保たれることを祈ります。

《 2013年 利根川下流域・続編 》
? 「コヨシキリ」&「オオヨシキリ」
? 「セッカ」&「オオセッカ」
? 「コジュリン♂の夏羽」

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「セッカ」&「オオセッカ」比較

今日も利根川で出会った野鳥の続編をお届けします。

昨日は、「コヨシキリ」と「オオヨシキリ」を比べてみましたが、
今日は「セッカ」と「オオセッカ」を比較してみたいと思います。

《 セッカ 動画 》
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(雪加、雪下、学名:Cisticola juncidis)

スズメ目セッカ科の鳥です。
静止画を切り出しておきます。

セッカ Zitting Cisticola
セッカ
全長:約13cm

さえずっている時に見えたセッカの口の中は、真っ黒でした!
じぇじぇじぇ!

《 オオセッカ 動画 》
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オオセッカ(大雪加、Locustella pryeri) 

「セッカ」と名前は似ていますが、こちらはセンニュウ科の鳥です。

生息地の開発などにより生息数は減少していて、
日本国内での生息個体数は、2500羽強と見られ、
絶滅が間近に迫っている鳥です。
※絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)

この地でたくさん繁殖してくれると良いですね。

オオセッカ Japanese Marsh Warbler
オオセッカ
(大雪加、Locustella pryeri) 全長13?14cm

貴重な鳥が生息する「千葉県利根川下流域」
この豊かな自然環境が、永遠に保たれることを祈ります。

《 2013年 利根川下流域・続編 》
? 「コヨシキリ」&「オオヨシキリ」
? 「セッカ」&「オオセッカ」
? 「コジュリン♂の夏羽」

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「コヨシキリ」&「オオヨシキリ」比較

先日の銚子へ行った帰り道に、利根川の河川敷に立寄ってみました。
夏鳥の囀りが聞こえてきます。

今日は2種類の鳥を、比較して見てみたいと思います。

《 コヨシキリ&オオヨシキリ動画 》
画像をクリックすると動画再生がスタートします。
周囲の音が入っています。音量にご注意ください。

動画の前半に「コヨシキリ」後半に「オオヨシキリ」を入れてみました。
同じ「スズメ目ヨシキリ科」に分類される鳥ですが、容姿もサイズも、かなり違う鳥です。

比較のために、それぞれ静止画を切り出しておきます。

コヨシキリ Black-browed reed-warbler
コヨシキリ
全長13.5cm。

オオヨシキリ Great reed warbler
オオヨシキリ
全長18.5cm。

この日は風が強く、動画に鳴き声を入れることが出来ませんでした。
次回は、さえずりを入れて撮りたいと思います。

《 2013年 利根川下流域・続編 》
? 「コヨシキリ」&「オオヨシキリ」
? 「セッカ」&「オオセッカ」
? 「コジュリン♂の夏羽」

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