今回の渓谷探鳥の目的は「サンコウチョウ」でした。
渓流に添って、情報を頂いた目的の場所へ進みます。
事前に頂いていた情報によると、この辺りのハズ‥
確かにサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきました。
気合いを入れて、現場に早く着き過ぎた事もあり、
地元のカメラマンの方も、誰も居ませんでした。
こうなると、自分たちで見つけるしか有りません‥
サンコウチョウの巣は、薄暗い場所に作るため、見つけるのは至難の技。
鳴き声は聞こえるけれども、巣が見つからない経験をした方も多いと思います。
色々な角度から森を眺めてみましたが、やはり見つかりません。
諦めかけて引き返そうとした時のこと、
渓谷に差し込む朝日の中に「逆三角形」の陰を見つけました。
サンコウチョウの巣の形に似ています。
三角形の上に、短冊の様な棒状の物が飛び出ていますね。
もしかした、尾羽が飛び出ているのかも‥
かすかな期待に胸を膨らませながら様子を見ていると‥
突然、短冊が消えました!
<サンコウチョウの抱卵>
三光鳥、学名:Terpsiphone atrocaudata)
やはり短冊に見えたのは、メスの尾羽でした。
オスとメスが交代で抱卵中の様子です。
かなり距離が有り、しかも逆光!
葉が茂り少しでも場所を移動すると巣が見えなくなる厳しい状況でした。
まずはサンコウチョウを見つけた記念に、静止画を切り出しておきます。
今季も「サンコウチョウ」に逢うことができました。
情報を頂きました先輩方に感謝いたします!
森を奥へ奥へ‥
渓谷の野鳥シリーズは、まだ続きます。
評価クリックにご協力をお願いします。→
現在のランキング順位はこちら!